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音楽で町に活気を!石巻の未来を創るライブハウス


石巻ブルーレジスタンス
震災で甚大な被害を受けた石巻市。「子どもたちの未来のためにも、町をもっと盛り上げたい」という想いのもと、2012年に完成したライブハウスです。著名なアーティストが多数訪れる場所となっています。

地元・石巻を音楽で元気にしたい

震災で大きな被害を受けた石巻市。ライブハウス・石巻ブルーレジスタンスの店長を務める黒澤英明さんは石巻の出身で、高校のころまでバンド活動に明け暮れていました。震災が起こるまでは石巻の外で働いていましたが、震災で火が消えたようになってしまった地元の町を見て、「何かできることはないか」と考えるようになったといいます。

ライブハウスは石巻駅から徒歩10分ほど。県外からもたくさんの人が訪れています。

そこで思い出したのが、音楽でした。音や光でにぎわいを作り出すことができれば、町のみんなが笑顔になるのではないか--。そうして動き出した黒澤さんは、「東北ライブハウス大作戦」に出会います。このプロジェクトは、「音楽で人と人をつなげる」という想いのもと、沿岸部にライブハウスを作ろうというものでした。このプロジェクトメンバーの力を借り、黒澤さんはライブハウス建設に向けて走り出したのです。

1年がかりの物件探し

「東北ライブハウス大作戦」では、宮古、大船渡、そして石巻の3カ所で同時にプロジェクトが始まっていました。当初は2012年の夏に同時オープンの予定でしたが、石巻は少し遅れ、10月オープンに。その原因は、黒澤さんが最も苦労したという物件探しでした。

黒澤さんがこだわった広々としたステージに驚く人も多いとか。

「広々とした場所にしたくて、大きめの土地を探していました。ただ、思い切り音を出して演奏をできる環境か、家賃や広さが条件に見合うか、という点を考慮していくとなかなか見つからず…。ほかの2つのライブハウスは着々と作業が進んでいたこともあり、焦りでいっぱいでした」

探し続けること1年。現在との物件との出会いは、不思議な縁がもたらしたものでした。たまたま演奏会の手伝いに出かけると、バンド活動をしていた高校生のころにお世話になった古い知り合いが来ていたそうです。その方が、今の物件を提供してくれた大家さんなのです。ライブハウスの話をすると、とんとん拍子に話がまとまりました。1年かけてようやく理想の場所とめぐり合うことができたのです。

みんなの手で作り上げた建物での初ライブ

2012年6月にようやく物件が見つかり、ライブハウスのオープンは10月30日と決まりました。そこからが怒涛の日々だったと語るのは、当時ボランティアとして工事に参加していた山村孝雄さんです。もともとはNPOの災害支援として石巻に来たそうですが、音楽好きということもあり、今では正式にライブハウスのスタッフを務めています。

「時間もお金もなかったので、作業はほとんど自分たちで。ここはもともと店舗が4つあった場所なので、まずは4店舗の解体から始めたんです。地元の有志や全国からのボランティアスタッフが総勢50〜60人集まってくれました。ただ、みんな別の仕事を持っていますから、毎日作業ができるわけではありません。週末に慌ただしく作業をしていました」

壁はもちろん、天井にもびっしり貼られた木札。現在も木札は増え続けており、運営費に充てられています。「木札の寄付に関して、大変感謝しています。」と山村さん。

オープン前日は朝まで作業が続いていたといいます。最後の仕上げは「木札」でした。東北ライブハウス大作戦が全国に呼びかけた「木札作戦」は、1枚(1口)5,000円で建設資金を募るというものです。集まった木札には、支援者の名前やメッセージが描かれています。一枚ずつ感謝の気持ちを込めて木札を丁寧に壁や天井に丁寧に貼っていき、いよいよ石巻ブルーレジスタンスはオープンの日を迎えました。

「オープンした日のことは忘れられません。今までライブを観る側だったのが、自分の手でチケットをもぎり、ライブを運営側する側になったのはなんだか感慨深いものがありました」と山村さん。一方、黒澤さんは、「正直なところ、オープンから1年ほどのことはあまりよく覚えていません。毎日初めてのことばかりで、とにかく『音を出す』ことだけを目指して走っていたので。1年経って、ようやく手応えを感じられるようになったきました」と話します。

子どもたちのために、未来のために、石巻を盛り上げたい

「『もう4年』というとらえ方もあると思いますが、自分の中では『まだ4年』です」と黒澤さんは語ります。著名なアーティストが公演を行うこともあり、「ここであのアーティストがライブをしたんだよ」という地元の声が聞こえてくることも増えたといいます。「4年かけて、ようやく地元で『認知』をされるところまできました。でも、実際に観に来たり、ここで演奏したりしてもらうにはまだまだ時間がかかるでしょう」

ライブハウスのドリンクカウンターでバー営業もしており、ライブがない日も、地元の人たちの交流の場となっています。

ライブハウスは、ステージの内容も、訪れるお客様も、日々変わります。だから「生き物」のようだと感じることがあるのだそう。毎日違うことが起こり、二度と同じ瞬間が訪れることがないので、いつまで経っても飽きることはありません。黒澤さんは、そんなライブハウスで演奏される音楽の魅力をもっと多くの人に伝えていきたいと考えています。

「まだまだ道半ばです。ライブがあれば人が集まり、町ににぎわいが生まれます。今は、ライブを行っているのは週に数回ですが、ここで毎日ライブがあれば、自然と町に活気が生まれるようになるでしょう。ただ、ライブハウスだけで町が盛り上がるとも思っていません。震災で、石巻の町は一度ゼロになってしまいました。ここから子どもたちや若者のために、新しい石巻を作っていきたいと思います」

クラブカウンターアクション宮古と連日で行われた2016年忘年会

2016年12月27日(月)毎年恒例となっている一般の方も参加できる「東北ライブハウス大作戦」の忘年会が行われました。2016年12月26日(日)には岩手県宮古市にあるクラブカウンターアクション宮古(8月18日に未来へ進むとうほくリポートに掲載)にて行われ、それぞれの忘年会に参加する地元の人達、通しで両日参加して楽しむ人達で大賑わいでした。

両日通しで参加する人達向けには、岩手県宮古市から、石巻市までの移動となる国道45号線を通るバスツアーが行われ、それぞれの場所の説明や、震災当時のエピソードをご紹介頂き、九州や関西等遠方の地域から参加している参加者にとって、被災地の現状を知り、感じる貴重な機会となりました。

石巻での忘年会では、ライブの他に、ビンゴゲームが開催されました。また、餃子やせり鍋もふるまわれ、各々に楽しい時間を過ごしました。「また来年も忘年会で会いたいね!」そう言った言葉で別れている参加された方の笑顔が印象的でした。


石巻ブルーレジスタンス
宮城県石巻市立町1-2-17
URL:http://blueresistance.com/

提供元:東北復興新聞 (http://www.rise-tohoku.jp/?p=14998)


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