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人と農家をつなぎたい--いわきで“五感を耕す”ワンダーファーム


株式会社ワンダーファーム
トマト農家を営んでいた元木寛さんが、「農業をもっと身近なものにしたい」と2013年に設立。地元食材を使ったビュッフェレストランや、特産品が並ぶ直売所、トマト農園、加工工場を併設し、毎日多くの人でにぎわっています。

農家をもっと身近な存在に

ワンダーファームのコンセプトは、「五感を耕す。食と農の体験ファーム。」
広大な敷地には地元野菜をふんだんに使ったビュッフェレストランや農産物の直売所、地元農家による体験農園もあります。食べて、見て、触れて、身体で農業を感じることができる場所です。

「もっと一般の人と農家とが関わることのできる場を作りたかったんです」とワンダーファームの代表取締役 元木寛さん

代表の元木さんは、結婚を機に義父のトマト農家を継ぎました。「形が不揃いのトマトをジュースにして販売するなど、義父は常に『集客』を意識していました。かなり前から『六次化産業』のような取り組みを続けていたんです」。その姿を間近で見てきた元木さんも、自然と「もっと農家と一般の人とが関われないか……」と考えるようになっていました。

そんな中で起こった東日本大震災。ただでさえ農家の後継者がいないと叫ばれている中、原発事故による風評被害にも悩まされた福島では、農家減少に拍車がかかってしまいました。震災後5年で、福島県内の農家は3割減ったとも言われています。「このままでは福島の農業が消えてしまう——」その危機感と、「農家を身近な存在に」という想いが重なり、ワンダーファームの構想が生まれました。

地域に住む皆の利益を追求したい

多くの人が集まる場を作るには、まず広い土地が必要です。元木さんの目に入ったのは、田んぼの耕作放棄地でした。広大な土地が長年手付かずのままになっているのを目にし、「ここだ……!」と感じたと言います。

かつての耕作放棄地が、芝生の美しい広場に生まれ変わりました。

広さのある土地だったため、そこを使うには62人もの同意を得る必要がありました。元木さんはその一人ひとりのもとへ足を運び、ワンダーファームの説明をして回りました。放棄地になっているとはいえ、先祖代々受け継いできた大切な土地。それを自分の代で手放してよいのか……という思いは誰の胸にもあるもの。元木さんの訴えに快く頷いてくれる人もいれば、首を横に振る人もいました。

それでも元木さんはあきらめませんでした。仕事が終わった後、毎晩のように家々を訪ね、「自分だけの利益ではなく、地域の農家全員に利益の出るような仕組みを作りたいんです」と何度も何度も語り続けます。訪問を重ねることで少しずつ気持ちが通うようになり、1年をかけて、ようやく62人全員の同意を得ることができました。

地元の「仲間」とともに作り上げた場所

地元の新鮮な食材を使ったビュッフェレストラン「森のキッチン」には、行列が出来ることも珍しくありません。

多くの人の協力があって手にすることができた大切な土地は、元木さん自らがトラクターに乗って草刈りを行いました。このころから、少しずつ地元農家の「仲間」が増えていったといいます。震災後、農家の数は減りましたが、代わりに残った農家同士のつながりは強いものになっていたのです。元木さんはその仲間たちに声をかけ、ワンダーファームの設計図を描いていきました。

「“農家レストラン”のようなものを作りたいというイメージは昔から持っていましたが、直売所も体験農園も、皆のアイデアから出てきたものです。ワンダーファームは地元のみんなで盛り上げていく場所ですから、構想段階から、たくさんの人に関わってほしいと思い続けてきました」

こうして迎えたプレ・オープンは2016年2月24日。チラシを配り、ラジオで告知をし、出来る限りのPRはしてきました。ただ、いくら準備を重ねても、「本当に人が来てくれるのだろうか……」という不安は消えません。しかし当日の朝、元木さんの不安は綺麗になくなりました。レストランには行列ができ、直売所も多くの人でごった返しています。ワンダーファームの構想から、3年が経っていました。

いわきを農業で盛り上げる!

直売所「森のマルシェ」には、毎日地元の農家の人たちが採れたての農産物を届けています

2016年4月にトマトの加工工場も完成し、ワンダーファームは正式オープンを果たしました。元木さんの胸には、プレ・オープンの時の光景が焼き付いています。「あれほどたくさんのお客様が、笑顔で楽しんでくださっていたのは忘れられません。あの状態をずっと続けることが今の目標です」

トマトは11種類栽培しており、収穫体験は毎日実施しています。

農園で企業研修を行ったり、広場を整地してガーデンBBQを実施したり、ドッグランや里山を整備したりと、次々新しい取り組みを続けている元木さん。「ここでは松茸が採れますし、夏にはホタルを見ることもできます。自然の恵みである資源が豊かな場所なので、それをたくさんの方に楽しんでいただきたいですね」。最近では県外から訪れる人も増えているそうです。

「農業は、古くから日本人が生業としてきたものです。長年かけて培ってきた、生きるための知恵が詰まっていると思います。ワンダーファームで農業に触れることで、そうした精神論を子どもたちに伝えていきたいです」。元木さんの視線は、日本の農業の未来にも向けられています。


株式会社ワンダーファーム
福島県いわき市四倉町中島字広町1
TEL 0246-38-8851(総合お問い合わせ)
TEL 0246-38-8853(レストラン直通)
URL:http://www.wonder-farm.co.jp/

提供元:東北復興新聞 (http://www.rise-tohoku.jp/?p=15020)


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