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不登校の子どもたちに、安心して過ごせる居場所を!

main_imageNPO法人 アスイク
震災直後から、避難所や仮設住宅で子どもたちの学習支援を行ってきたNPO法人アスイク。現在は不登校の子どもたちを支援するフリースクールをはじめ、さまざまな教育に関する事業を展開しています。(写真左から:スタッフの小林望美さん/代表の大橋雄介さん)

貧困が引き起こす子どもたちの不登校

文部科学省の調査によると、宮城県では県内の中学生6万人以上のうち、およそ2000人の児童が不登校の状態です。震災後は特に不安定な状況が続いたため、2014年度は不登校児童の出現率が全国でもワースト2位に。なかでも貧困家庭の子どもたちは、勉強に集中できる環境がなかったり、生活苦から親も精神を病んでしまったりと、不登校につながることが多いそう。

仙台市で活動するNPO法人アスイクは、不登校になってしまった子どもたちに他者と関わる場所を「フリースクール」として提供しています。団体名の「アスイク」は、「復興後にやってくる明日のために教育を」という意味。衣食住が最優先とはいえ、教育を後回しにしてはいけない。アスイク代表・大橋雄介さんのそんな思いから始まった活動です。

NPO法人アスイク 代表の大橋雄介さん。福島県の出身だが、縁あって仙台で活動を続けている。

NPO法人アスイク 代表の大橋雄介さん。福島県の出身だが、縁あって仙台で活動を続けている。

復興後に欠かせないのは「教育」

震災が起きた当時、「せんだい・みやぎNPOセンター」に関わっていた大橋さんは、行政の職員やNPOが集まる会議で「津波で被災したうえ、残った学校にはたくさんの避難者がいる。このままでは学校が再開できないかもしれない」という話を聞きました。子どもを支援する団体はあっても、学習を支援する団体がなかったため、「それなら自分でやろう」と動き始めたといいます。

「避難所を一つ一つ訪ねて、『子どもの学習支援をやりたいんですが』と話して回りました。子どもたちにも直接話しかけたんですが、震災後の異常事態のまっただ中だったので、みんなほぼ無反応でしたね。ボランティアを呼びかけた学生からも『今は教育より食べるものが必要じゃないですか』と反対する声もありました。だけど僕は、食べるものや住む場所が整った後に、必ず教育が必要になると思っていました」

自分だけに向き合ってくれる人が必要

そんな状況で最初の授業に集まったのは、小学生から中学生までの計4人。体育館に並んだ子どもたちの顔は、相変わらず無表情でした。そこに一人ずつボランティアの学生がついて、勉強を始めました。すると……

「活動が始まったら、みんな笑顔になったんです。震災後、子どもたちは落ち着いて話したり、話を聞いてくれるような相手がいなかったんだと思います。だけど少なくとも時間の間だけは、自分だけに向き合ってくれる人がいる。それが嬉しかったのではないでしょうか」

そうして活動を続けるうちに、徐々に他の避難所からも声がかかるようになりました。仮設住宅での学習支援は2015年秋まで続き、その後子どもたちの学習支援はフリースクールや自治体との協働による学習支援などの事業で引き継がれています。contents_image3

資金面が厳しくても、自主事業として続けたい

大橋さんは、フリースクールを行政等に頼らない自主事業として運営する理由をこう語ります。

「不登校の子どもたちは、集団行動が得意ではありません。なので、フリースクールでは子どもたちが自分のペースで動けることを重視しています。来る時間も、曜日も、自分で決められるようになっているんです。まずは家から出て、人と関わる場所がある、ということが大事。こうした柔軟な運営は、自主事業だからできることかもしれません」

「来年度に向けて、行政の制度などを利用するという選択肢もありましたが、資金面の課題がクリアできても、何かしら活動に制約が残ります。それによって、子どもたちが通いづらくなることだけは避けたい。だから寄附をいただきながら、できるだけ自主事業として続けたいんです」contents_image4

「月3万円」が一人の子どもの居場所を守る

フリースクールの料金は、子ども1人につき月額4万円。しかし、生活保護やひとり親で児童扶養手当を受給している家庭、被災した家庭については、大幅な減免を行っています。そうした家庭では、実質月1万円以下の負担で済むことが多いそうです。

アスイクの方針は、フリースクールが必要な子どもたちに、各家庭が払える金額(減免後の1万円程度)で居場所を提供し続けること。そのためには、差額の月3万円を調達しなくてはいけません。
これまで通りの金額設定で運営するには、どうしても寄付などによる支援が必要なのです。

子どもたちの興味に合わせて、本を読んだり、映像を見たり。いつ来てもスタッフがいるので、子どもたちが一人になることはない。

子どもたちの興味に合わせて、本を読んだり、映像を見たり。いつ来てもスタッフがいるので、子どもたちが一人になることはない。

模索することを諦めない大人になってほしい

アスイクのフリースクールは、母子家庭の子どもたちが多いのも特徴です。
「お母さんたちからよく聞くのは、『うちの子、こんなに話せたの!?』とか『こんな表情するのね』といった驚きの声です。家庭内の親子関係が好転する、そのきっかけも作れているのではないかと思います」と大橋さん。

フリースクールには賑やかな掲示板がたくさん。今週の予定やスクールからのお知らせをここで確認できる。

フリースクールには賑やかな掲示板がたくさん。今週の予定やスクールからのお知らせをここで確認できる。

2016年3月には、中学三年生が2人、進学のためフリースクールを卒業しました。アスイクでは、必要があれば就労支援をしているNPOとの橋渡しをして、次の段階をサポートしていく予定だそう。

「僕は、子どもたちが将来の夢とか目標に向かって、直線的に進まなければいけないとは考えていないんです。夢が見つかればいいとは思いますけど、それよりも、模索することを諦めない大人になってほしい。船って揺れるじゃないですか。人生も同じで、どこまで漕いでも揺れるんですよ。36歳の僕ですら、日々悩んだり不安を感じたりします。だから揺れに慣れてほしいですし、ちょっと揺れたって大丈夫なんだよ、と伝えたいですね」

アスイクのフリースクールを応援したいと感じられた方は、下記のWEBサイトから寄附ができますのでぜひご覧ください。

◆アスイクへの寄附はこちら

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NPO法人 アスイク
〒983-0852
宮城県仙台市宮城野区榴岡4-5-2 大野第2ビル2階
URL:http://asuiku.org
URL:http://japangiving.jp/p/2205
記事提供:NTTdocomo「笑顔の架け橋Rainbowプロジェクト」

提供元:東北復興新聞 (http://www.rise-tohoku.jp/?p=14027)


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