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ボランティアに無料宿泊施設 大槌町「きらりベース」誕生

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1階が津波で浸水した大槌北小校舎。この2階を宿泊施設として整備した。

1階が津波で浸水した大槌北小校舎。この2階を宿泊施設として整備した。

100人規模を収容する無料宿泊施設「大槌きらりベース」が岩手県大槌町に誕生。復興のために各地から集うボランティアや支援者が利用できる場として、5月14日に本稼働した。

場所は、大槌北小学校。ここは昨年12月、校庭に約40店舗の入る仮設商店街「福幸きらり商店街」がオープンし、新たな賑わいを見せているスポット。今回、宿泊施設として活用するのは、津波で1階が浸水したため使われていなかった校舎の2階だ。

商店街の自治会を中心とするプロジェクトメンバーが、ボランティアとともに清掃を行い、2階の教室を宿泊所として整備した。これまで、ボランティアや復興支援者の多くは、釜石や遠野、花巻などから車で1時間以上をかけて大槌に通っていた。支援団体からは、「経費の大部分を占めていたガソリン代がこれで軽減される」と喜びの声が上がっている。

また、宿泊できることで、敷地内の「福幸きらり商店街」でゆっくり酒を飲みながら地元の人や他の支援者と交流を深めることも可能になった。このふれあい・語らいの時間こそ、何にも勝る価値かもしれない。

宿泊は無料だが、事前にWEBからの予約と、ボランティア保険の加入が必要となる。寝具はまだ充分ではなく、当面は利用者に持参してもらえると助かるとのこと。プロジェクトメンバーの中村尚さんは「バックパッカー宿のゲストハウスのような感覚で先に入っている人が施設の使い方を説明したり、個々人で自主的に掃除をしたりと、利用者皆で運営する施設を目指したい」と語る。

大槌町を起点とした岩手沿岸地域の復興の後押しと、新たな賑わいの創出へ、「きらりベース」の持つ可能性は未知数だ。

利用申し込みはWEBの申請フォームから。【HP】http://kirari-base.jimdo.com

提供元:東北復興新聞 (http://www.rise-tohoku.jp/?p=2267)


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